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読書好きな私はいろいろな本を読む。純文学はもちろん、エッセイ集や、脳科学の本、哲学関係に、宗教や思想に関した本、童話、絵本、マンガ。読まないのは福祉関係の本(笑)や実用書の類。その中でも一番好きなジャンルをあげるとすれば、ミステリということになるだろうか。それも本格ミステリ。ミステリにもいろいろな種類があり、本格ミステリとは純粋な謎解き小説のことである。殺人が起きて、犯人が故意か偶然にか謎を残す。それを警察、あるいは探偵がその謎を解き明かして犯人を指摘する…。そういうミステリの中でも、オーソドックスな分野である。海外物では古典のエラリー・クイーン、アガサ・クリスティー、デイクソン・カー、コナン・ドイルなどの小説。ミステリが好きだからと言って、殺人事件が好きなわけではない。謎が好きなのだ。 謎は別に殺人事件に限らず、人がいるところなら至るところにあるだろう。自分以外の人の心も謎だけれど、時には自分の心でさえわけがわからない動きをすることがある。大体、自分のことを正確に把握している人がこの世の中にいるだろうか? いたとしたら、ぜひともお目にかかりたいものである。私は、自分自身が解らない。こういう人間だろうぐらいは解るけれど…。だからミステリに惹かれるのかも知れない。 私がいままで読んだミステリの中で、一番好きな作品をあげるとすると、島田荘司さんの『異邦の騎士』ということになる。『異邦の騎士』は島田さんの初期の作品で、ミステリなのに泣ける小説なのだ。少なくても人を恋したことがある人なら、胸が苦しくなり、目頭が熱くなってくること請け合いだ。 公園で目を覚ました男は、自分が誰であるか、今までなにをしてきたのか全然思い出せない。記憶喪失になつてしまっているのだ。そんな男のもとにひとりの女が現れ、人に追われているので匿ってほしいという。男はそうして良子と名乗るその女と知りあった。しばらくはふたりで借りた部屋で幸せな日々が続いたが、ある日良子の手帳の記述から男の身元らしきものがわかる。彼はなんと妻子を殺して逃げている最中であるらしい…。しかし、本当にそうなのか…。過去を追って男は手帳に書かれてあった住所に赴く。それと時を同じくして、良子は突然姿を消す。男は一体何者なのか…。本当に妻子を殺したのだろうか…。そして良子の正体は…。幾重にも折り重なった謎が、男が偶然に知りあった御手洗潔によって解かれようとする瞬間、男と良子との永遠の別れが待っていた…。これ以上書くとネタバレになってしまいそうなので書かないけれど、興味をもった人には一読をお勧めします。 |
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異邦の騎士 改訂完全版 / 島田荘司
島田 荘司 異邦の騎士 改訂完全版 ...続きを見る |
みすじゃん。 2006/07/29 12:55 |
『異邦の騎士 改訂完全版』
異邦の騎士 改訂完全版島田 荘司 by G-Tools ...続きを見る |
月のブログ 2008/08/10 09:25 |
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そこまで書かれると読まない訳にはいかないですね。今、読みかけの本を読み終わったらさっそく読みます。 |
kyoukotan1951 2006/07/21 22:00 |
福祉の本を読まないのは特に理由はありません。福祉の流れのようなものは、福祉住環境コーディネーターの試験を受けるときに少し勉強しました。まあ、生の教材になるものは社会にいっぱいありますし、市民活動をしているおかげでいろいろな情報も入ってきますからね。 |
大久保 2006/07/22 08:35 |
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